👩🏻💻コニカミノルタハッカソン2022体験記
ハッカソン概要
詳細は公式ブログがわかりやすいです→https://forxai.konicaminolta.com/blog/002
参加したきっかけ
Athleticsの募集を見て知りました。
AIを活用した製品における組み込みやIoTの知識を付けたかったため参加しました。(AI系のことやってるし、ガジェットも興味あるから気になるなあという感じ)
またこういったイベントでオフラインでの参加経験がなく、対面開催に魅力を感じていました。
自分の専攻と技術要件の類似、開催地と居住地の一致、プラネタリウムに行ったことから漠然と企業に興味を持っていたので参加するっきゃないと思い応募しました。
2人!?
チームメンバーは自分合わせて3人の予定でしたが、1人コロナでまさかの2人でした。
2人で完成するか不安でしたがメンターさんが非常に協力してくださり助かりました。
学生が手を動かしてメンターが補助って構造があるあるだと思いますが、ここではメンターさんも一丸となって参加してくださったので驚きでした。学生で完結せずに働いてる人の仕事の進め方や話の詰め方を直で見られたので、人生経験が100日くらい増えました。
アイデアソンと開発
初日のアイデアソンと開発1日目の半分はアイデアを練って過ごしました。
開発側の人間なので(そこまで話詰めなくても…早く開発したい…)とマヌケなこと考えていましたが、きちんと製品の価値や顧客体験についてきちんと練っていたことでスライド作成も楽になったし、発表の質に繋がったと思います。重要。
話し合い苦手なの改善したい。
その後はアプリの開発でした。期待していた組み込みはやらなかった反面、やろうとしても手も足も出なかったと思うので構造を理解する程度に留まれて良かったです。
システムについて書いていいかわからないのでぼかして言うと、コードが完結で洗練されていて開発しやすかったです。読むだけで脳汁がめちゃくちゃ出ました。私は主にPythonとJS使ってフロント・バックエンドやってました。
他にはチームの方がアルゴリズム実装してくれて、内積や外積をサラッと使ってて数学ってそうやって使うんだ!と感動しました。またFEK(カメラ)についても三脚の位置付け替えられるとか、少しいじれば首振りもできそうとか、私はまったく分からなかったので、機械工の人だとこういう風に世界が見えてるんだ!と感動しました。
ハッカソン結果
最優秀賞貰えました👏
提案したサービスは、お金が稼げる(想定取引先がアパレル・家電量販店・おみやげショップ…などさまざまな小売店)低リソースで作れる(FORXAIに元から実装されていたDBやフレームワークしか使っていない)という2点が揃っていて、利益確保と工数削減が達成できていたことを評価されての受賞だったのかなと思います。審査員の方の批評を聞いてなんとなくそう思いました。
今回のテーマは「みたいを叶える」だったのですが、そのテーマにいかに添わせるかというより、そのテーマは前提として存在していていかにコニカのビジネスに適した製品を開発するかが重要だったのかなという結論に至りました。
ほかチームの発表もすごく面白かったので、定量的にこのくらい稼げますとアピールされてたら優勝は誰の手に渡ったかわかりません…
ハッカソン初参加で、情報系の性として「狭く深く刺さるものを高い技術力で再現する」っていうネタ系の開発やったほうが面白いかなと思ってたのですが、企業主催なら真面目に考えたほうがいいと学びました。
これがビジネスか…
賞金の行方
Amazonギフト券貰えました。
社員さんでVerilog-HDLという言語?を使われている方がとても多くて気になったので調べてみたところ…
すごい!!アツい!!
ということでFPGAをポチり…ませんでした!!
難しそうだし詰む未来しか見えない。既にラズパイ積んでるし…
また自作キーボード作りたいと思ったのですがAmazonには売っていないので…
PCパーツをポチりたいと思います!
自宅のオンボロマシンを改良していきたいです。
感想
モデルルームかと思ったほど、オフィスが広くておしゃれでスタイリッシュで洗練されていて感動しました…リクライニングチェアもある…
歴史ある大企業ですが、最も革新的で風通しの良い社風だと思います。
開発はもちろん、それ以外にも学べることが多くとても有意義で楽しかったです。